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魔法使いの存在を否定したら、君のことをなんて呼べばいいんだろう?

 

CD売って3300円でーすなんて言ってる間、この文章が思い浮かんで、客が小銭を自動釣銭機にじゃらじゃら入れてる数瞬のあいだ、スマホにメモした。

ねえ、しかしさ、魔法使いなんていないよ。この世界には人間しかいないよ。魔法使いなんて、いないんだ!よ。

 

なんて言って、最近は気が触れていて、自分のなかにある愛をどう世の中に示せばいいかわからず悶える日々、21時からのアルバイトに怯えながらスマホで時間を確認して、酒を飲む人を横目にオレンジジュースばっか飲んで、これバヤリースだな、なんて思ったり、なるべくお金を使わないようにZOZOTOWNを見ないようにしたり、やっと休日が来たと思ったら予定が入ってるのを思い出したり、燃え尽きたと思ってたけどやはりやりたいことはたくさんあったり、それを私がやることにいったいどんだけの意味があるんだろうと考え出したら止まらなかったり、エンドレス、エトセトラ、エンドレス、エンドレスリピートリピートリピート。

 

何回更新しても新しいツイートが増えない夜、もうSNSって廃れたのか。時代は実体。実体の時代が、巡り巡ってついに来たのか。なんて思うのはいいが、数分後に気づくのである。私のまわりの皆さんの年齢があがり、次の日に備えて早く寝たり、Twitter以外のことをやらなきゃいけなかったりだとか、そういうつまらない事実に。

 

駅に掲示板を設置して、ルーブルで待ってるね。なんて書き残したりしてみたいな。東中野の喫茶ルーブルは本当に素敵な場所で、おじいさんとおばあさんが飯を作ったり水を注いだりしてくれてたのが、なんでだか閉店し、それに気づいたのももう2ヶ月前くらいの話だ。もう一体どこで待ち合わせしたらいいか分かりませんね。東中野に用があることもそうそうないが…

 

沿線遊泳が終わり、デボ音でコピーした1曲目のイントロを改めて聴くと、魔法使いが魔法をかける時はこんな音がしてたらいいななんて私らしくないファンタジーな感想が浮かぶ。あのイントロ好きなんだよな。

去年の8月にこの曲をはじめて聴いたとき、コズミックホールの薄暗い照明が浮かんで、大きいエフェクターボードを足元に置いてゆらゆら演奏する人の幻をみた。実現してよかったです。初めてそれを合わせた時、おい、こいつは魔法使いだぜ、ヘッドフォンから流れていたあの音と、全く同じ音がしてるんだ。と衝撃を受けて、束の間の本番、なんだかもう嬉しくてたまらなかったな。こんなふうに言って、実際あれはエフェクターが作り出してる音ということらしいんだけど、そういうのは、一旦置いといて!魔法がかかってたあの瞬間、あれが私にだけでなく、みてた人にもその魔法がかかっていたらよいなと願うばかり。

なんつってね!全部冗談です

 

‎COSMOS - おとぎ話の曲 - Apple Music